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星置通洞(つうどう)
現在(平成20年)
現在(平成20年)
所在地 手稲金山     ※鉱山会社の敷地内です。勝手に入れません
 
説明

 手稲鉱山の選鉱場跡を少し上るとトンネルがあります。ここは通洞(つうどう)といって、鉱石を探して採って運ぶための主要な通路(坑道)でした。
 この入口から、三ツ山や黄金沢といった山奥へ地下深くトンネルが掘られました。工事は昭和12年(1937年)11月着手、三ツ山までは昭和14年(1939年)11月に完成し、さらに黄金沢までは翌15年(1940年)2月に完成して、手稲鉱山は最盛期を迎えました。
 当時はトンネル内の複線軌道上を、大小の電車や400台もの鉄鉱車が日夜鉱石を運搬し、軌道総延長は9,111mに及びました。