新 川
所在地
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前田・新発寒地区
説明
低湿地帯の排水を目的として、北海道で初めて国費をかけて造られた、札幌競馬場付近の琴似川から琴似を通って、発寒川・軽川などの川を合わせて石狩湾オタネ浜に下る、全長約11キロメートルの人工河川です。明治19年(1886年)、北海道庁長官であった岩村通俊が、札幌原野の大排水工事の一つとして計画し、明治21年(1888年)8月に完成しました。
新川と、これにつながる中小の排水路の建設によって、手稲にも次第に農耕地ができていきました。