本間農場<曲長(かねちょう)農場>跡
所在地
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曙5条4丁目、5丁目
※当時の建物や記念碑はありません
説明
本間農場(曲長農場)は明治37年(1904年)に始まり、大正2年(1913年)には、26戸の小作農家が牧草、燕麦(えんばく)、大豆、米を作っていました。
本間家は札幌で「金麗(きんれい)」という酒屋で知られていました。曲長というのは本間家の屋号で、稲穂からこ線橋を渡って星置・曙・山口へ向かう道路名として現在も残っています。
昭和13年(1938年)3月に土地所有者が三菱鉱業へと移り、翌年7月には手稲鉱山沈殿池(ちんでんち)が建設され、農場は姿を消しました。